菅原 和奈

こんばんは、菅原和奈です。 ちょっと長かった森下のおばあちゃんとのお話のシーンは、今回の更新分でひと段落です。 ラブコメと言っておきながら少しシリアスなところが多すぎるかな、と、自分で書いておきながら少し反省しております。 森下さんというキャラクターですが、最初は構想にもなかったほどのキャラクターだったりします。 冒頭のパーティーシーンで一緒になっている友達を、奏のガイド役(?)にしようと思っていたのですが、説得力のある経験を持った、中立的な立場の人間が必要だなと思っていたところに出たアイデアです。 以前、レビューをしてくださった方のアドバイスから、奏ちゃんの優しい一面を出すことができるシーンを作るべきだ、と言われたときに思いついたのが、病院でのおばあちゃんとのシーンでした。 人の優しさを表現するのに使うキャラが子どもとお年寄りなんていう短絡的な考え方には自分でもあきれてしまうほどの単純さなのですが、これが先の問題を解決してくれることになりそうです。 えらそうにしている森下さんですが、彼女は彼女でまた問題を抱えていたりしますので、それもどうなるのか、この先の更新分を楽しみにお待ちいただければ幸いです。 次回更新分からは、奏と准一とのやり取りをもっと濃くしていこうと思っています。 重い展開はこの後うんざりするほどあると思うのですが、できれば二人の思い出は、最後に楽しかったと思えるようなものを増やしていきたいという親ばか作者の願いです← え、バッドエンドなの? そう思った方、ご安心ください(笑) まだ作者自身も決めかねております。 ともかく、これから先の展開を楽しみにしていただければと思います。 いつもスターを投げてくださる方、そして、わざわざこの小説を読もうと、ページをめくってくれた方には心の底から御礼申し上げます。 これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

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