清瀬 美月

繰り返されるカタカナの文字が効果的でした。 行き場のない感情がぎゅと詰まったような息苦しさと、 現実とは違う夢の世界の疾走感がたまらなく爽快で。 ただじっと立ち止まって嘆いているわけではないんですよね。 現実を受け止めながらも前を向いている人々の姿がとてもリアルに想像できて、悲しみの中に強い生を感じました。 最初に記されているように『紅』といえども、いろんな色味がありますね。 この作品には、茜色、ローズマダーという色が浮かびました。 白を混ぜていくと、桜のような桃色になります。 未来はきっと、柔らかな世界でありますように。 レビューが遅くなってしまい、ごめんなさい。 もうすぐ桜の季節ではありますが、今年もどうぞよろしくお願いします。
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ありがとうですヽ(・∀・)ノ 関東大震災を舞台にしてみました。平和な世界を生きるのは幸せな事ですよね(^^)
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