『粉もん』 可愛らしいタイトルに惹かれて読み始めました。 大阪の情景や粉もんの美味しそうな描写に涎が出そうになりました(*^_^*) 方言っていいですよね。 読んでてほんわかしちゃいます(*´ω`*) この作品、淡々とした調子のモノローグが、ヒロインがどんなタイプの人間なのかの想像を駆り立て、そして、コクラに急速に惹かれながらも、『偽沙耶』であることに傷つく気持ちに切なくなりました。 コクラについてはヒロイン視点でどんな外見でどんな表情をするのかが描かれてますが、ヒロインについては情報は少なく、読者に委ねられてるんですね(*^_^*) そこが読み手としては、ヒロインに同調しやすく、また、如何様にも想像でき楽しめました。 最後の最後までヒロインの名前が出てこないのも、ラストページの一文も。好きな演出でニヤけてしまいました。 いつも思いますが、紫さんの作品は独特な雰囲気があって、惹きつけられます。 なかなかうまい言葉が見つからず拙いレビューになってしまいましたが、魅力ある作品で楽しめました。 ありがとうございました。
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 ありがとうございます。  バッテン君の博多弁には苦労した記憶があります(笑)  短編は、枚数内におさめるためにプロットを作ってから書いてあるので、迷走はせずにすんでいるかなって思ってます。これも昔書いたのを、(スマホを出したり)少し修正して投稿しました。  最近妄想コンテスト用に短いのも書いたりしていますが、前の方がちゃんと考えてあるなあと自分で思います。  とにかく、感想、本当に嬉しかったです。ありがとうございました!
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