藤白 圭

百人斬イベントへのご参加。 誠にありがとうございます。 しっかりと読み込みさせて頂きましたので、レビューさせていただきます。 いやぁ。 ものごっつい面白かった。 テンポよく進められていくので、飽きが来ない。 よくあるデスゲームかと思えば、おやおや。 そうか。 成程! そうきたか! と、何度となく期待以上のウラをかかれ、さらには、笑いまで取る手法は見事! 単なるデスゲームではなく、友情、恋愛的な要素や、迷いや信念といった人間の心にもスポットを置いているところも、面白かったと思います。 ですが。 激辛がお好みなんですよね? こういう巧い人に辛口レビューだなんて、お前何様だよ!と思われる&これ以上上手くなってもらったら嫌だなぁ……という複雑な気持ちから、あまりしたくはないのですが。 あえて、ちょっとだけ。 ①主人公ご都合主義すぎて、あまりに無双すぎる。  第二ゲームまでは物凄く理論的に納得のいくものの。  第三ゲームからは、主人公何でも出来ちゃう無双加減が鼻につき、更には「いい子ちゃん」すぎる点も気になりました。(もっとシンプルに「処〇には興味はない。だが死にたくはないから頑張る」っていう方が共感が出来ました)   ②個性的なキャラが沢山出て来るのに、それらが活かしきれていない。  例えば、主人公の友人役。  あれだけ個性的なキャラなのに、最初の方で亡くなり、途中からちょいちょい幻覚幻影等で登場するものの、そのインパクトは薄い。  特に、アイドルの為に戦うデスゲーム。  アイドルオタク魂が見れなくてどうするの??と思ったりもしました。  敵キャラに関しても「ザコ」キャラ臭が抜けていない。  あまりにも呆気なさすぎて、アレだけひっぱってこの程度?と思ってしまいました。(もっと狂気と異常さを感じさせてほしい) ③蛇足的に出て来た姉たち。  彼女達のトーク内容から色々と見えて来るのですが、少し駆け足で書きすぎたのではないのでしょうか? とはいえ。 これは私の個人的な意見です。 正直、かなり面白い作品でしたので、本来は絶賛レビューで終わりにしたいところ。 それぐらい、あぁ。この作品に出会えてよかった。 そう思わせてくれる作品でした。 こうやって、ホラーに真摯に向き合って書いてくださるクリエイターさんは、本当に尊敬します。 素敵な作品をありがとうございました。
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レビュー、ありがとうございます。 作品に対する客観的意見と自己の課題を見つけたかったので、100人斬りイベントは本当に助かりました。 みんなも参加して腕を磨こう!(感謝の宣伝)
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いやいや。 田原さん。 ぶっちゃけ、面白いし私よりも格段に巧いですから。 正直、本当にどうしようか悩みに悩みました。 そして。 この作品が、双葉社に間に合っていれば……と思うと、悔しくもありました。 それぐらい、インパクトもあって構成力もあり、その才能が羨ましくもあります。 私も更に精進致し、四月からまた、新作に力を入れようと思います!! お互いに、4月からも頑張っていきましょうね!

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