大人向け童話イベント「お姫さまが登場するお話」 /_event_view?e=146846 こちらのイベントの宣伝も兼ねたレビューをさせていただきます^ ^ ネタバレを含みますので、もしよろしければ、作品を読んだ後に、こちらのレビューを読んでいただけると嬉しいです。 さて、 本作は気持ちいいほどにタイトル通り、ひねくれ少年クリンプトキンの物語! 童話の基本とも言える、 王様、姫、少年、魔女、 これらのキャラクターを見事に起承転結ある王道展開に当てはめて、悪にはしっぺ返しも食らわせ、めでたしめでたし。 しかも、旅はまだまだ続く展開。笑 嵐のように沸き起こり、悪いものを根こそぎ吹っ飛ばして終わった、大変スッキリする物語、 という印象でした^ ^ 今回、イベント参加作品全てにレビューを書かせていただこうと思ってまして、できる限り、褒めるだけじゃなく、指摘のような意見も書きたいと考えてるのですが、 何しろレベルが高め! あとはもう文体に合わせた文章の推敲を綿密におこなって、さあ出版、くらいの完成度(>_<) なんとか捻り出してひとつだけ言えるとすれば…… 今回イベントが『大人向け童話イベント』なので、もう少し色気(?)が欲しい、このままだと、大人が子供に読み聞かせるために購入する普通の童話だ、 という点でしょうか……。 うーん、苦しい。笑 魔女に妖艶さとかを加えるといいのかな? という気もしたのですが、五千文字の厳しさは私にもよくわかります(´Д` ) 綺麗は穢い、穢いは綺麗 シェイクスピアの舞台マクベスのように、魔女の歌が聴こえるような作品でした。 童話好きにはオススメの一作です! 読ませていただき、ありがとうございました!
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レビューありがとうございます、金子様! そうですよね…大人向けという意識が足りなかったですよね…←どうしてもドロドロ方向には持っていけない人 あ、よくお気づきになられましたね その通りです、冒頭の「綺麗なものは汚い。汚いものは綺麗」はマクベスのセリフを引用して勝手に改変しました 笑
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こんばんは~^ ^ ハイ、金子、大好きなシェイクスピアの中でもダントツでマクベスが好きなので笑 魔法使いや魔女、悪魔などの描写は、やはり西洋の古典的な文学作品の中にある描写が素晴らしいですよね。科学が今ほど発達しておらず、おそらく夜が真っ暗であっただろう時代の、西洋。 やはりその中を実際に生きていた人たちには、限りなくリアルな魔物を描写することができたんでしょう(´Д` ) 現代人たちは、魔より人間のほうが怖くなっているところがあるので、力強く絶対的な『魔』を描くのは、とても難しいのだと思います。 大人向けでもドロドロしない、そんなミツバさまの作品、そこがまた良いのだと思います^ ^

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