横山ウーフ

全体的に、情景描写と状況説明が箇条書きのようで、具体的なイメージを浮かべるのが困難でした。 たとえば3話目のPM4:20、主人公とY氏はそもそもこの平屋になぜいるのか、なぜこのような恐ろしい場所に2日目も行くことになったのか、など、明らかになっていない点が多くあるように思われました。 最も分かりやすく読めたのは4話目ですが、「人形」「金縛り」という2つのキーワードだけでは、さほど怖くはない気がします。 人形が自分に加えてくる危害を、もう少し具体的に想像させても良いのかもしれません。

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