有澤いつき

 イベントより参りました。レビューが遅くなりすみませんでした。感想を書かせていただきます。  異世界転生? オンラインゲームへの巻き込まれ? それらの要素を足したような、トリップものかなと感じました。主人公がいろんな力を持っているみたいで、まだお話には出てこない力で今後どう道を切り開くのか気になります。  小説、という点でいくと、読者に対して説明のないまま「こんな設定がありました」とバンバン並べている印象です。主人公にそんな能力もあったの? こんな職業があるの? その疑問すべてを用語集で解決してしまうのなら、正直設定集を読んでいるのとさして変わらないのでは、と思ってしまいます。  地の文でもって、物語で世界観を理解させる。それができるとよりストーリー性が高まると思います。地の文があっさりしているために展開だけが進み、読者が置いてきぼりをくらっています。読み手あってこその物語です。他人の目を意識して、「この設定はすでに説明したか」を考えて構成すると良いかもしれません。  以上です。参考になれば幸いです。
1件

この投稿に対するコメントはありません