女郎花

タイトルの『その白にも染まらない』、そしてストーリーに出てくる場所・風景の一つ『真っ白い雪山』……他にも白を印象づける描写などがあったかもしれないです。そしてラストに用意された一文。 これらがバッチリと(;^^)v行き過ぎないバランスでもって綺麗にキマっていました。そして、それだけならばストーリーの構成、読者サイドへのアプローチ的な面でセンスが良い、という段階での「いい感じ♪」で収まっている状態なのだと思いますが、 そこから更にガッチリとしたメッセージが、心に残るセリフにのり、ポイントを絞ってこれまた心憎い場所に(;^^)用意されている、とても完成度の高い短編小説だと思いましたし、そのメッセージにも「そうだよな……」と、しみじみと頷いている自分がいました。 著者様自身あとがきにて「のろまなイノ」と、自らのことを語っておられますが、遅くてもよいのでもっと読みたい! 作品を待っています! といった読者さんたちがまわりにいるのがよくわかります。 去年の冬ラブイベント作品も記憶に残っていますが、今年の作品も著者様が伝えたかった「メッセージ」をしっかり伴い、勢いだけで進めるのではなく完成度という面でもパワーアップしている作品だなぁと思いました。 *****余談ですが***** ラストの言葉……言われてみたい!!! (*/-\*)←時すでに遅し
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おみ様、お忙しい中勿体ないほどのレビューをありがとうございます(;´Д⊂) 作品以上のお言葉をいただいて、ほんと恐縮です(汗汗汗っ) ラストの一文。 気に入って貰えて嬉しいです(/-\*)← 実はあの一文、書き始める前から一番最後に使う言葉に決めていました。 すべてはそこを目指して書いたんです。 なので、あんなふうに言ってくださりとても嬉しかったです。 また、今回の作品において雪山でのふたりの会話はもっとも重要で気を遣ったシーンでして、読者様に『なにか』を感じてもらいたいと願いを込めて言葉選びをしましたので、そのメッセージ部分を汲み取っていただきこれまた嬉しいです。 正直に言いますと、
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なるほどね~~ あの一文が先にあったのですね。 (しかし、そういう場合、案外うまくいかないケースが多いような自分です)←行き当たりばったり系?? イノさんのこの話を読む限り、自然に(なじんだように)ラストに添えられていたのは、すごいなと思いました(;^^) お疲れさまです!
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