ゆう

完結お疲れ様でした 泣かされました~ 哀しい、喜び、切ない…どれとも表現出来ないのですが、ラストへ向けてティッシュ片手に読み終わりました ファンタジーの中の一人の女性の生き方だけでなく、自然との共存繁栄、単一民族と言われながら実は琉球やアイヌという民族が確固として存在していること、その存続と共存、課題も多く含まれるテーマだったと思います 公募作品ということで文字数等制限があったのか、もっと掘り下げたところまで読みたかったというのが残ります 賢吾とフチ、千世の父親とこの地、絡む魂の繋がりがもっと読みたいと感じました 様々なテーマにチャレンジしている作者様だけに、ひとつの作品の中に色々なメインテーマが感じられて、逆に掘り下げる前の段階で完結されてしまうと「主題はどちらだろう」という未消化部分も残ります でも どの作品でも共通する主人公の前を向いて生きようとする強さは大好きです それが読後の爽快感に繋がるんだと思います これからの作品も楽しみにしています
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ゆうさん レビュー、ありがとうございます。 とても納得させられました。 私の欠点ですね、ついテーマなど盛り込みすぎて、一番言いたい主題が見えなくなるということ。 だから掘り下げ方が自然、甘くなるんですね。 逆にどれも中途半端にならざるを得ないというか。。。 ああ、だから公募でも通過することがないんだなと。。。今、思い至りました。 そういう意味でも、気づきをくれてありがとうございます! ここは今後の課題として、もう少し整理していきたいと思います。 その辺り、気になったらばしばし、突っ込んでください。笑。 ちなみに、今回の作品で、未消化部分というのは具体的になんだと感じられましたか? 時
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本当に極々個人的な感想なので、そこは一読者の感想と捉えて頂ければ… この作品を読んで印象に残るのは、やはり主人公千世の心の動きとカムイとの繋がりで、もうひとつはアイヌの中におけるカムイを代表とするカムイモシリの存在だと思うんです 挫折、心の整理、出会い、新たな選択、そして別れ、未来へと、その折々の千世の感情は胸が詰まる程伝わってきたのですが、例えば賢吾の存在と関わり方が少し希薄に感じました 最後まで読んで、出身地や寛子フチとの繋がりを知ることで出会いも必然であったのかと思えるのですが、千世が賢吾に導かれた過程の感情が掴み切れない気がしました ただ、作品分類がファンタジーなので、そこに深く
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