----鈴木流佳

見た瞬間に戦慄しました。 わたしはこれまで、ひなたんという絵師さんの持ち味は『愛らしさ、可愛さ、萌え』であると勝手に思い込んでいたんだなあ。 完全にプロとしての仕事だと思いました。 自分の描いてきたものと全く違うジャンルに挑戦したことはもちろんですが、この表紙絵にストーリー性、メッセージ性が込められていることに凄さを感じて…… 埃かぶった写真を動かした形跡があり、綺麗に境界線が残っている。さらに写真の埃を払った指の形跡。 まるでそれは、止まっていた歴史の動き始めを示唆しているようで。 家族写真の細かい部分も、原作をしっかり読み込んで表情やしぐさを決めたんだろうなぁ。 カラダ探しというビッグタイトルを背負いながら、プレッシャーも大きかったことと思います。 すごく素敵な表紙絵(≧∇≦) 原作の新連載がますます楽しみになりました。 これからもすてきな作品を楽しみにしております。

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