さくらひ

みなさま、「○番線ホームにいます」シリーズの 第3話「潮の導き」を書き始めました。 第2話で、美代子と、仲間たちが学生時代に、 ある雪の日に、公園で、一万円札が落ちてるのを見つけて、 そのお金を持って、ひとりの学生が車を運転し、 みんなで、横浜の中華街に行ってご飯を食べる、 というエピソードが出て来ます。 第3話の、主人公、若葉忠正は、運の尽きた中年男で、 若葉は、昔、お金の無い時代に、恋人の日斗美に 美味しいものを食べさせたくて、奮発して、 一万円札を持って行きます。 持っていったはずなのに、公園に落としてしまいます.. 実は、このエピソード、わたしが学生時代の経験談なんです。 雪が降っていて、仲間が、雪の中から一万円札を拾って.. そのころ、みんなお金が無くて、わたしも毎日あんパンと 牛乳だけで過ごしていました。 交番に届けようか、凄く悩んだんですよねぇ、 でも、誰かが、横浜の中華街に行ってみたい! そう言って.. 何で?こんな所に落とすんだろう?ってみんなで話したのを思い出します。 良かったら、お読みください。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 (*´-`)

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