群馬イルカ

遥か昔の銚子沖地震。阪神大震災。新潟中越地震。東日本大震災。そして今回の九州。 広域災害が起きるたびに思う。 人は無力だと。 簡単に失われる命。 一瞬で崩れていく積み重ねてきた何か。 この、どうしようもない絶望感を前に、人は無力だと思う。 だけれども僕はおっさん。 どうしようもない、無力なおっさんだから。 今、僕は小説を書こうと思う。 くだらない低俗な劣悪で馬鹿げた小説を書こうと思う。 自分のために。 もしかすると被災地の誰かが僕の小説を読んでくださり、くだらないと怒ってくれるかもしれない。笑ってくれるかもしれない。 その一瞬だけでも辛い現実を忘れてくれるかもしれない。 そんな妄想を満足させるための、自己満足のために、僕はこんな時だから小説を書く。 さて。 やるか(´-ω-`)
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