フリゲの人

完結おめでとうございます、お疲れ様でした! 中学二年から読み始めて気づいたら就職戦線真っ只中。賛否両論分かれそうな結末ですが『らしい』終わりだと思います。 良くも悪くもキャラクターの性格が出ていて納得自体は出来ます。ただ啓祐に関しては終盤とエンディングでかなり私からヘイトを買いましたがそこはどうでもいい。 個人的に好きだったキャラクターが、どんだけ報われないように見える結末であったとしても良い部分悪い部分ひっくるめて『らしさ』が全面に出たエンディングだったので良い終わりだとは思えます。 不満点があるとすれば、やはりクリア後のやり取りの後での流れぶった斬った啓祐のヘタレ感ですかね。割と優柔不断で頑張る凡人というイメージだった彼から何となく察してはいたのですが、背中を押されて、ヘタレて後悔して、希望見出して、諦める。その流れはちょっとイラッとしてしまいました。彼が好意を抱いていた二人が自分の好きなキャラという小さな理由ですが何となくやりきれなさを感じました。 そのやりきれなさも、この作品特有の感覚だと思う(古の大魔獣辺りとか)ので有りですけど。 ただ、負けた高橋が成功して勝利したチームがこの結果だとちょっとやりきれない感じが強いかなー… 魁斗は本当に『らしい』完璧な終わり方で個人的に救われた感があって良かったです。
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