----鈴木流佳

1作品1分で読める、ライトな小説集。 一つ一つはランチタイムという限定された空間で生まれるちいさなできごとなのですが、回を重ねていくごとにすこしずつ変わっていく微妙な変化についついと読む手が止まらなくなるふしぎな作品集です。 『主人公、幸子がランチタイムで食事を摂る話』 毎回1ページで完結する小噺。 プラスアルファで積み上げられていく変化が穏やかながら、読んでいくうちにはまってしまう。 作中登場の人物は幸子以外の本名すら明かされていない(本日更新時点)のに、しっかり物語の中に存在感を出しているところが、流石だなぁと思います。 ほぼなにも設定が明かされていない段階での御曹司との関係……ここからどのように設定が開示されていくのか、必見です。 ランチタイムとからめて、これからどう動いていくのか……1ページ完結型だから気長に見守ります(笑) 私信になりますが、別書ではいろいろ励ましをありがとうございました。のんびりやっていきます。
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とても素敵なレビュー、本当にありがとうございます! とても励みになります、どうぞこれからもよろしくお願いしますね♪
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