ありす

カーテンをそよがせる風の香り。 愛を囁くピアノの音色。 まっさらな空に霧散する柔らかな煙草の煙。 主人公たちは作中で誰もその心を言葉にしない。代弁するのはそのまわりに流れる、言葉ならぬものたちです。 相手を前にして、たしかに熱く胸に抱いているその想いを代弁するのは、やはりどこまでも本人ではありません。その情景のなんて繊細なことでしょう。 天泣。 この美しくも透明感に満ちた表現。 言葉に出来ないからこそ溢れる気持ちが、すべてここに凝縮されています。 さらに、登場する人物たちの名前が象徴的です。 瑞希、茉莉、遥輝。 この天の雫が花を潤し、また輝きとなって天に還りますように。
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わあぉぉ、ありすちゃん、びっくりした! なんて言ったらいいんだろう! ありがとうを何回言っても足りないくらい嬉しいです😢 この地味な作品、読んでもらえただけでも嬉しいのに、こんなに素敵なレビューを書いてもらえて、すっごく感激しています。 本当にありがとうございます。 これからも、よろしくお願いしますね。
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柴谷さんの書かれる全体の空気感 詩のように叙情的ですごく好きです(*´ω`*) えへへ♪ 突撃サプライズレビュー大成功だー♪((∩^Д^∩))
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