つばさ

どうしてこんなにもこの人のことが気になるのだろう…。 最悪の出会いから、きっと好意をもつことなんてないと思っていたのに いつの間にかこの人の笑顔が見たいと思っていた。 気づいたときには恋に落ちていた。 どんなに思ってもこの人の心は手に入らない。 ならば、私にできることは…。 若くてかわいいドジな家政婦の碧が出会ったイケメン親子。 クールで毒舌な天才児昂と無表情でSなイケメン父圭人。 この二人に振り回されているうちに碧にとって二人はかけがえのない存在になっていく。 そして、圭人親子にとっても葵はかけがえのない家族になっていく…。 面白いです。 碧の妄想炸裂が、ダダ漏れとなって物語を笑いに包みます。 なによりもこの物語の陰の主役、昂くん。 この子なくして碧と圭人の未来はあり得なかった。 いいですね。この天才児のキャラ。 昂の碧へのプロポーズがこの物語の中で一番好きなシーンです。 こんな胸キュンなせりふ言われてみたいですね。 あー、15年後の昂くんに会ってみたい。 その頃、彼はきっといいお兄ちゃんになっていることでしょう…。 圭人は亡き妻だけを思い続ける聖人君子ではないし、男の欲望も持ち合わせている普通の男ですが、なぜか一歩を踏み出せない。 新しい恋に踏み切れないそんな圭人の心情は最後までわかりません。 どうしてなのか、そのあたりの圭人の心情をもっと掘り下げて ほしいなと思っていましたら、ばっちり続編があります。 圭人はどんなふうに碧を見つめていたのか、 あの昂くんにまた会えると思うと楽しみです。 不器用な二人の恋が小さなクールでかわいい天使をキューピッドにして 成就するほんとうに面白い作品です。 昂くんのかわいさにやられましたー…(^_^)/
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つばさ様   うわぁ~、こんなに端的にあらすじを表現出来ちゃう人がいるんだ・・・と思わず心が震えてしまいました。嬉しいお言葉の数々に、感謝の気持ちでいっぱいでございます。拙い文章で繋がれた事に感謝しながら、今日もまた更新を続けさせていただきます。素敵なレビュー、どうもありがとう!^^ (とも)

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