森永ピノ子

イベントから来ました。  文量などは問題なかったのですが、リーダビリティ(読みやすさ)が足りていないと感じたので記述していきます。 1.カタカナ語を多用しない。  例として「タクト」は「指揮棒」のことだとは思いますが、おそらく読み手はかなりとまどうことになります。  他にも「グラディウス」は刀剣の一種ですが、その特徴を簡単に描写する、あるいは普通に剣とだけ書いた方がよいです。  一部だけ例にあげましたが、読者を混乱させる要素が多々ありました。 2.なんでもかんでも漢字にしない。  これは漢字にする必要がない、わざわざ難解な単語にする必要はないなというものが多いです。  硬い印象を与えるだけではなく、旧漢字なども使っているため、単純に「読めない」人のほうが多くなります。  私もよくやりましたが、別の表現、あるいはひらがなに直した方がリーダビリティは上ります。  使うとしてもルビ振り(エブリスタでは未対応ですが……)するなどの配慮が必要になります。  難しい漢字を使っても、格調が高い文章は生まれません。  むしろ逆に遠ざかることになります。 3.説明調の文が多い。  物語の流れを読ませるのではなく、設定を読ませられている印象を受ける箇所がけっこうあります。  削れる部分は削って、さりげなく組み込んでいくことが肝要。  1~3を直していけば、かなり改善されると思います。  改行による整形や、文はひらかれていますし、そういった配慮ができるなら読みやすさ・とっつきやすさを向上させていくほうが得策でしょう。  表現等にセンスを感じる部分もありましたので、あとはそれを生かしていくだけかと思いました。  いろいろ試行錯誤しながら頑張ってください。
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丁寧なレビューありがとうございます。 やはり、自分が思っていた通りの評価でした。 読みにくさや読者への配慮の無さが指摘されるかなと思っていました。 難しい漢字を使う事に関しては今後の作品を書く為の習作としている所もあって、あえて使っていますのでなるべくこのまま続けていきたいなと思います。 ふりがなについても、恐らく漢字が多くなると思い、ふりがなを付けると逆に読みにくくなるなと感じて付けませんでした。 カタカナは確かに多いですね。 魔法などの用語を使いたいと思って使用していましたが、それも読みにくさを助長していた事に気付かなかったのは反省するべき点でした。 そして、説明文に関しても長々
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難解すぎる漢字(ライトノベルではまず見ないようなもの)に関しては、使用を控えるか別の表現に置き換えた方がよいですよ。 雰囲気がでるのでどうしても使いたい場合、ルビ振り(よみがな)した方が良いのですが、エブリスタくんはルビが非対応なので難しいところです。 ひらがなに直したほうが良い言ったのは、ちょっと意味合いが違います。 別の言い方をすれば、漢字をひらがなに「ひらく」です。 例: 「事」→「こと」 「更に」→「さらに」 「何処」→「どこ」 「殆ど」→「ほとんど」 「悉く」→「ことごとく」 このように開くことによって、読みやすさが格段にアップします。 プロの作品を注意深く読めばわかりますが、
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