京元

まず、タグを見て笑ってはいけません。 一見コメディかと思っちゃいますが、そんな薄っぺらいものではないのです。 女性が強い有栖川家の末弟に生まれた智菩(ちほ)は、ごく普通の高校生でした。 それが、あることがきっかけで守護する者に、そして人の周りに存在するものに気づき、やがて成長していきます。 生きている人同士の関わりだけでなく、見えない人との関わりまで描き出した本作品は、時にわくわくを、時に感動の涙を、何度も私に与えてくれます。 智菩の柔らかな言葉で綴られる世界観は、それが例え物語の中のものだったとしても、もしかしたら真実なのではないか、と思ってしまうくらい広く深いです。 読めばきっと、智菩を通して感ずるものがある。受け取ったそれは読む人それぞれの心に、それぞれの形で染み込んで行くでしょう。 完結してしまったのが非常に残念。 意味深なラストの情景を味わいながら、また智菩たちに会えることを願うばかりです。 なお、本作品の「月影」読了後にスピンオフ作品「Mice in the City」を読むと楽しさ倍増間違いなしです。オススメ!
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もったいないレビューありがとうございます! 最初の設定では、女性陣はもうちょっとおとなしかったんですけどね(笑) いつの間にかすごいことになってました(*゚∀゚) いつも元気満タンでいられればいいけど、そんな訳にもいかず。辛くてどうしようもない時もある。 そんな時に、こっそり有栖川家の面々を思い出して頂けたら嬉しいなー。 ありがとうございました(*^^*)
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こちらこそ、優しさをありがとうございました。 (また智菩たちに会いたいな~会いたいな~)
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