清瀬 美月

晴れている時に見つけてもスルーしてしまうのに、雨の粒で飾られた蜘蛛の巣って本当に綺麗ですよね。 あの形に張った蜘蛛への評価も、蜘蛛はどこにいったのかしら?と気遣う気持ちまで生まれて……不思議ですね。 第2章はもう、わかるなあとしかりと頷きながら。 ここまで濡れちゃうと脹脛までびしょびしょで。 お気に入りのハイヒールを履いてきてしまった自分にも悲しくなっちゃいますね。 そして、小さなお子さんの傘と長靴ってどうしてあんなに可愛いんでしょうね。 危なっかしくてヒヤヒヤしちゃうんですけど、子どもは濡れることを楽しんじゃうから、ハイヒールの彼女との真逆の構図に『雨』の情景にもいろいろだなと楽しませていただきました。 そしてあとがきに、いちごさん自身の経験とあって、優しい『雨』の世界観にだからかーと。 ほんわかと温かな気持ちになりました。 いちごさん、今回も女詩会へ参加してくださりありがとうございました。

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