藤白 圭

出だしは、霊媒師や陰陽師系の末裔が、自らの力を覚醒させて、様々な事件を解決していくんじゃないのか?と思えば……意外や意外。 まさかの、ある意味でのセラピスト。 そうですよね。 タイトルが「心の裏技教えます」というサブタイトルついていますもん! 生きている人間にとって、自分の心も相手の心も見えないことが多いし、心だけでなく、自分を取り囲む環境や周囲のことだって見えていないことの方が多い。 そんな中で、「見えない人」との関わりから、「見えない心の奥深く」にスポットを当てていく。 決して押しつけがましくなく、読み手が無意識に答えを導くようにアプローチをかけていく手腕。 そこから見える希望や愛、そしてトンネルから抜け出た時のような光。 まさしく、これはセラピー的なハートフル小説。 そこには確かに異形のモノや見えない何かが潜んではいるけれど、それが主のストーリーではない。 あくまでも、人の心に重きをおいた小説。 テンポもよくて、優しい文章なのに、ぐいぐい引き寄せられるパワーを感じたのは、きっと、この中に潜んでいる「見えないもの」達の仕業なのかも?? 素敵な作品をありがとうございました。
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!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚ しまった、鼻血に続き、今度は目が飛び出しちゃいました。 あたたかくて優しいお言葉……まさに快紗瑠さんの言葉のひとつひとつがハートフルであり、癒しです。 「押しつけがましくならないように」これは心がけて書きました。 「読み手が無意識に答えを導くように」え、本当ですか、そのような書き方ができていたとしたら、これ以上嬉しいことはございません。「しめしめ」とか、思ったりしません! いつもありがとうございます、テンションMaxです。 (*´艸`)

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