清瀬 美月

てるてる坊主、作りましたね。 たくさんたくさん作って、いつもこの時期は外に並んでいたなあと懐かしく思い返しました。 遠足や運動会などの学校行事や旅行、雨は降ってほしくなかったけれど、我が家のてるてる坊主はなかなか効き目がなくて。 いつか娘もそんなふうに記憶を呼び起こす時があるのかなと、ほっこりと、そしてちょっぴり寂しい気持ちになりました。 子離れできない私ですが、どんどん親の手を借りずに成長していく我が子の姿を見ていると、微笑ましくもあります。 『あなたには恥じない私でいたい』 おばあさまへ向けられた最後の一節は、きっと皆さんそれぞれに想う誰かに当てはまるのではないでしょうか。 立ち止まってくよくよしちゃう時もあるけれど、自分なりにちゃんと前を向いて頑張っているよ。 そんな温かな気持ちが胸に溢れる作品でした。 moonさん、今回もまた女詩会に参加してくださり感謝の気持ちでいっぱいです。 優しくてホッとする素敵な作品をありがとうございました。

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