清水 誉

哀しみも枯渇し、信じる者は対のように育った兄弟だけ。 彼等が人を襲うのは、生きる為か、はたまた己の存在を知らしめるためなのか。 人より拒絶された彼らだが、皮肉にも村の誰よりも民間伝承により語り継がれることになるのだ。 ****** 妖怪に視点を当てるのが面白い。 彼らの起点を思うと、やはりそれは哀しい物語なんだなぁと思いました。

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