鮎川 未夢

基さん、こんにちは~。 「カッコウの巣をさがして」 穂積と直幸の過去と現在が交互に綴られていると、より深くずっしりした臨場感が高まってきます。 色濃いですね~。濃厚なシーンが長めに続きドキドキです。 10年経っても色褪せない穂積と直幸の気持ち、名前を呼ばれただけで泣いてしまう感情がひしひしと伝わってきます。心の揺れるさまを描くシーンには、目頭を押さえてしまいます。 銀杏の葉っぱのチョイスも素敵!描写で想像して溜め息が出ました。あのときの銀杏の葉っぱは少し色褪せたけれど、それもまた良い色合いなんでしょうね……。 銀杏ってほんと不思議です。どこからか飛んできた種子と交わっているなんて、ドラマチックで感動ですね。 望くんの所作が良いなあ。子供子供してなくて。でも大人の狡さもない繊細な少年なのに、やけに大人びてたりする言動が幼い表情と重なって堪らなく可愛くて。 序盤で女編集長が言った言葉に大きく頷いておりました。 モノを買うときって私はそうなんです。未来を想像して物語になるか否かを見定めてるかも。 直幸には、そうした夢を持ってもいいなと思える存在感があるなんて羨ましいです。 基さんの文章には、心の奥までも丁寧にわかりやすく描いてられるので、スッと物語の中へ感情を持っていかれてしまいます。 更新いつも楽しみにしています。 これから夏休みもありますし家事と育児、仕事と創作でお忙しくなると思いますが、どうか無理なさらず基さんのペースで楽しんでくださいませ。 お忙しいなか、お心遣いに感謝しています。
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未夢さん、こちらこそ、いつもあたたかいお心遣いありがとうございます。 ベッドシーンは、今作は回数が少ないので思いきってページ数を使ってしまいました(/ω\*) くどくなっていないといいのですが……。 銀杏、女編集者の言葉など、あちこち織り混ぜた細部を丁寧にすくいとってくださってとても嬉しいです! 望は、「僕の半分」ののぞむを習作として、生意気だけどまだ未熟な感じをうまくだせからいいなあ、と思い描いていました。 もう少しでラストですが、未夢さんのお言葉をいただいて、とても元気をいただきました!もうひとふんばり、頑張ります!
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