最後まで読み終えて、あれ?戻ってきた。てか時間軸どうなってるんだ?……と、思わず何度か読み返しました。軽くマジックで騙されたような感覚。いくつかの短編で構成されたお話ですが、でも全部話が繋がってるので長編小説と呼んで差し支えないと思います。 正直、こんな恋がしたいと希望を抱かせるような恋じゃない。けど現実の巷ではきっと、こんな恋愛ばかりが語られてる筈。 泣いて汚れて苦しんで、やっとすくい上げた一つの恋に安堵する楽しい天使達。そしてこんな恋を経験した人達ほど、宴の席での恋バナは盛り上がる筈。読後、読んだ内容を思わず内緒にしたくなるほど素敵なお話でした?
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