人間というのは、生まれついて持ち合わせている役回りという物が有るのかもしれません。 この主人公は、三角関係になる度にいつの間にか『余り』の役回りになってしまいます。 もちろん、これは主人公自身のキャラクターもその一因となっている様な気もしますが、 だからと言って、これからもキョウコの様なキャラクターに自分を変える事を彼女はしないと私個人的には願いたいです。 カナさんの様な損な役回りになってしまうキャラクターにむしろ好感を覚え、声援を送りたくなりましたね。 キョウコの様に策を巡らせ自分の欲しい物を手に入れる… それを続けているとそのうちに周囲から反感を買い、果ては孤独な末路を辿るのではないでしょうか。 (まあ、彼女の事ですからそういった状況にならない為の策も巡らせるのかもしれませんが) このお話…カナさんのこれからを是非ともご拝読したいと思いました。 巧みな物語運び、流麗な心理描写にもただただ脱帽致しました。 ありがとうございました!!
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大変、参考になる考察とレビューありがとうございます。 正直、この作品は難産だったもので、思い入れも深いのですが、結構忘れるのも早く、このレビューを読んで、フムフムなどとミョーに納得してしまう自分が怖いです。笑 カナちゃんのこれからですね。書いてみたいですね。 まぁ、少し考えただけで、相当しんどそうな作品になる気がします。笑 でも今頭の中で、いくつかフローチャートが出来上がりつつあるので、やる気を出せば、そうむつかしくもないかもです。 それより、今回の「だから旅に出た」のお題目がむつかしすぎて、全くアイデアが出てきません。(^_^;)

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