蓮未るか

なんだろう。不思議な作品でした。 始めは女性のBL作家さんのような語り口だな…と思って読み進めていました。 そして早乙女くんがキレるシーン(ここは大変カッコ良かったです、主人公が!ウッカリ惚れそうになったww)から更に関係が悪化する間までは、早乙女くんの心の動きが実に単純明快で、私の中での男の子そのものでした。 対して、苛立つ主人公の「あいつは女の魂胆も知らずヘラヘラしやがって」は完全に女の子側、彼女側からの嫉妬心に似ていると思いました。 最終的には早乙女くんは、名の通り女性っぽい立場側になったんだなとは思うのですが、心理的には男女真逆に感じられ、そこが不思議で面白かったです。
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