エブリスタ
さがす
本棚
通知
メニュー
コメント
ハロー、アゲイン
藤白 圭
2016/8/6 6:39
自分の子供であっても、既に自我のある「個人」を育てるというのは、植物や動物を育てる以上に大変なこと。 本や他人の話を聞いたって、その子自身の個性や性格もあるし、環境や境遇、様々な要素がそれぞれ違うのだから、何が正しくて、何がいけないのか、混乱するお母さんって多いんだろうなぁって思います。 特に少子化、学歴社会。 そういった面からも、「子育てに失敗できない」という妙なプレッシャーもある気がしますし。 そんな、「母親」の深刻だけれど、傍から見ると、「そこまで責任を感じなくても」「頑張らなくても」と思えるような日常生活。 母親ならば、誰もが経験するであろう悩みにスポットをあてた作品。 これって、母親だけでなく、サラリーマンだって、学生だって、立場や考えは違えど、同じような気持ちを経験したことがある筈。 「自分を追い込み過ぎすぎてたよな」「誰か、自分を肯定して、褒めてよ!」と、心に余裕の無くなった人に是非読んで貰いたい物語。 もっとのびのびと。 心に冒険をさせることの大切さや爽快感を再確認させて頂きました。 昔に戻って。 もっと楽しく。 もっと無邪気に。 そんな時間と心の余裕を持ちたいなぁと思いました。 素敵な作品をありがとうございます。
いいね
・
2件
コメント
・1件
沢村 基
2016/8/6 22:20
快紗瑠さん、素敵なレビューをありがとうございます。 あわててアップしたもので、今読み返して、あわてて修正したりしています←(すみません) そうなんです。子育てって、どんなに周囲に人がいても、あれこれ心配してくれても、最後は子供と親の自分、二人の関係に集約されていく気がします。千差万別の子供の個性にきっとみんなふりまわされてしまうんですよね。活発な子は目がはなせず、おとなしい子はいじめられないか心配‥‥みたいに。 立場の違う方々にも共感いただけると嬉しいです。 脇目もふらず頑張るのは尊いことだけど、「一度くらい転んだって大丈夫。だって立ち上がることができるんだから」そんなおおらかな気持ち
いいね
コメント
前へ
/
1ページ
1件
次へ
藤白 圭