あおい 千隼

「死」という、最も重いであろう題材を、違った視点から捉えた御著作とお見受けしました。 重々しい空気で満ちた出始めが、読み進めてゆく内にポッと火が灯ったような温かい気持ちになれるのです。 「生きる」ということへの、とても崇高で意味のある希望を伝える、そんなすてきな作品だと思います。 あいだの一作品に、恋を題材にした短編がございまして、そのおはなしが交響曲の間奏のように、場の空気を切り替える橋渡しをしてくれています。 主人公の女の子は、片桐くんという温かな存在を得られ、これもまた、長い人生においての「どんでん返し?」的な、希望のようなものをこの御著作に感じました。 ラブレターの相手も気になりますが、もしかすると片桐くんが……               ありがとうございました。ご執筆、がんばってくだい。
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レビュー、閲覧ありがとうございます。 拙い文章で、伝えたいことがきちんと伝わっているか不安だったのですが、きちんと伝わっていたようで良かったです。
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