あおい 千隼

僭越ではございますが、レビューをさせていただきます。 幼少のころ、楽しかった少年期。 様々な思い出を胸に抱き、少年は青年へと成長を遂げました。 けれど、現在は思うようにはいかず、返って光り輝かしい少年の砌を苦しく思う…… 孤独を憂い、TVのCMでさえ胸を震わせる、青年の葛藤を描いた御著作品でございました。 現代社会において、そこはかとなくそういった経験は、其々に身に覚えもあるかと思います。 ですが、忙しさに相殺されて、其れすら気づかなくなっている、空虚な日常もまた現実。 この作品は、そういった「気づかないフリをしている」部分を題材に、ひとりの青年に敢えて語らせる、地の文進行を主としたストーリーです。 読み手によっての感慨は十人十色ですので、受け取り方も多聞にあるかと思います。 個人的には、当作品拝読後、「ポジティブに生きよう」と改めて実感する――……そう思わせる作品でした。 ひどく抽象的なレビューになり、申し訳ありません。 ありがとうございました。
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いえいえ大丈夫ですよ。評価満点は初めてで嬉しいです。
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