【コメント】

狼少年と呼ばれた僕がついたたった１つの嘘

　のりあきらでございますッ。完結にあたり、改めてレビューを捧げさせて下さいませッ。　まず、この講座で最も伸びられたのは、間違いなく空一さまなのではないかと思いますッ。　もしかしたら、コチラの方が実力で、最初に書かれていたのはその実力が発揮される前のものであったのかと。　描かれる物語のひとり1人の考えていることや、舞台がリアルに伝わって来るとともに、『嘘』というキーワードがとてもクライマックスでうまく表現されていると感じました。　タイトルに深読みをするのもとても楽しい作業で。ラストの締まり方もまた、凄く気持ちが良いッ。　睦人君がウソをついた理由と、そのどす黒い笑顔を見た後、うきちゃんが、真君から（結果的には彼女が振った形ですが）遠ざかるその理由を考えると、このタイトルはさらに複雑さを増して物語全体に魅力を与えるなァと、うずうず拳を握ってしまいますッ。　物語の中に人が死んだり、世界が破滅するような大きな事件はないけれど。けれど、真くんの、志樹くんの、すみれちゃんの、うきちゃんの、睦人くんの……気持ちさえ、共感を覚えて切なくなりました。　いろんな字書きがエブリスタにはおられますが、ちょっと真似のできない世界観。そして、それを１１月のあの時点からここまで仕上げられたその実力に感服ですッ。　無駄な会話がなくなり、物語が進んでくれるのに苦労なく読み進める事ができ安心して（笑）読み進められたのも嬉しい。でも、これは私だけかもしれませんが、この文章の分量を３分の２にまでそぎ落とせば……さらにもっとエッジの効いた、魅力的な物語に生まれ変わる気がいたしますッ。　「た」の繰り返し、やはり中盤から出てまいりましたが、文章の中の言葉の選択肢が多彩でひっかかるほどではない……ただ、多少、つんのめる時も（笑）けれど、最後の方の花火以降のあたりの文章は滑らかで、「あぁ、これが空一さんの勢いに乗った時の文章なんだ」と感じました……（勘違いだったらハズカシー！笑）　大化け、という言葉ではキキマセンよ、コレはッ！！！（笑）とても嬉しいサプライズで、とびきりの物語のプレゼントを戴いた心地でございますッ。　講座、ご一緒出来てとても光栄でしたッッッ！！！　素敵な若い心の物語をありがとうございました！！！

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空一 2016/9/2 11:21

ノリアキラさん、はじめまして。コメント及び、お読み頂きありがとうございます！ゼミを通して１つの作品を完成させていくのは初の試みなので、実は自分でもこの先彼らがどんな道を歩んでいくのか楽しみでもあります。ゼミでお会いできるの凄く楽しみにしています(^^) よろしくお願いします。

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空一 2017/1/30 9:54

のりさんお久しぶりです！！まずは、お読みいただいたことと、レビューをして頂きありがとうございます！これが実力です。と鼻を高くするつもりは毛頭ありませんが、以前までのは終わり(次にどんな課題が出てくるのか、終着点はどのくらいの量を書けば良いいのか)が分からなくて、かなりモヤっとしたものを書いていたのは否めません。なので今の作品の状態も以前の状態も、良くも悪くも実力です…。タイトルの深読みは、タイトルを考えた時から考えていたので楽しんで頂けてよかったです！笑適度な共感と思考を、読者の方が読みながらして頂けたらと思って書いていたので、のりさんのレビューを拝見して少しホッとしています。

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