けい

快紗瑠さん、完結お疲れさまでした。 日参するのが楽しみで仕方なかった物語でした。 冒頭でネタバレ(?)しているので、そこに至るまでどうなっていくのだろうと。 身体に彫り物をするからには相当の覚悟があり、そこにはストーリーがある。 お気楽のようで、そうでもないと思っています。 特に、顔(人物)を彫るというのは、自分の体(と心や人生)に顔(人物)を二つ(二人)持つ(抱える)ということ。その意味はとても大きく重いと思います。 それを彫ってくれと伊織に依頼した清水。そこからして、大丈夫なのか、抱えること、背負うことができるのか、それができるだけの器量のある男なのか、この清水という男は… そんなふうに見ていました。案の定、思念(魂?)の均衡(強弱?)の中で結局はつぶされてしまった、ということなのでしょうか。どうなのかな。 おそらく伊織は彫師としてのスペシャリストですから、入れはしても扱いは依頼人に任せるのかなあ。抱えていくのは依頼人だしなあ。(どうなんだろ?) なーんてあれこれを勝手に妄想しながらの拝読となりました。 依頼人と彫師の体と心の交わり。堪能させていただきました。 続編、そしてシリーズと、どんな絵柄、物語が展開されるのか楽しみにしています!^^
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けいさん。 冒頭ネタバレからの物語。 こういうのって、中々……難しいですね(苦笑) 人の魂や想いを背負うって、普通の人間には出来ない事だと思うんですよ。 けれど、ケジメだの。無くなった恋人の思いを背負ってだの。 よくそんな話、聞きますよね…… それって、自己満足でしかないってことに気が付いていない人が多いので、そういった人を題材にしてみました←おい!任侠台無しじゃないか!! けいさん、いつもしっかりと読んでくださって、しかも、色々妄想しながら読んでくださって本当に嬉しいです。 実際、小説って読み手の妄想に頼る部分も多いので……←作者としてはズルイやり方ではありますが。 温かなレビュー
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