なるほどぉ!! 最初、読み進めている時、入店したお客の性別や年齢に合わせるが如く店員の容姿や年齢もころころと様変わりし、 最終的にお風呂に(時には半ば強引に)誘うという辺りで、 「ははーん。これはきっとお店自体が巨大な生物で、お風呂というのがその生物の『口』か何かで客達を食べてしまう…というオチなのかな」 と、いつもの悪い癖で先読みしてしまったのですが… 何と!この様なオチだったとは! 一見、無国籍風な荒野に建っていながら、妙に近代的なコンビニや銭湯が隣接していたのは、そういう訳だったのですね! 本来は、普通の街並みだったものが核により荒廃してしまったのですね。 もしかしたら… お店の看板は『三途の川』という事でしょうか。 二人の店員さんは、いわばそこに迷い込んで来た霊達を冥界へと導く存在。 いつもながら上手いです! もしも… お風呂に行く事を拒むお客がいたとしたら、そのお客は一体、どこへと行ってしまうのか… なぁーんて、秋の夜長に想像を膨らませました。 思考に事欠かない、大変優れた作品ですね! とても、感心致しました!! ありがとうございます!!
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こんばんは。 レビューありがとうございます。 分かってくれたぁ――! その通りです、看板の文字は「三途の川」の川です。 銭湯に連れて行かれ風呂に入る、そこで最後の記憶を思いだし、自分が死んでいる事を理解する、理解して三途の川の渡し船に乗る。 って感じになります。 あくまで抵抗する奴は、屈強なプロレスラーのような店員が取り押さえ、縛り上げて、風呂の部分を省略し、渡し船に放り込むのです(笑)。 o(`▽´)o
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