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食べるということ
藤白 圭
2016/10/12 8:01
「食べること」 生命を維持するための基本。 それは、人間であってもロボットであっても同じ。 ただ、人とロボットとの違いは、「心」があるかないか。 「感情」があるかないか。 日々の生活に疲れ。 相手を思えばこその行動が、余計に人にとっての「色」を失くしていく。 そして、「食べること」すらも、単なるエネルギー補給としか考えられなくなる。 まさに、彼の今の生活は人間らしからぬもの。 この「味気なさ」がこの物語の中には始終漂っていて、サイレンの音がまるで夫婦の危機の警鐘を鳴らしているかのような緊迫感。 そして、モノクロの世界のように感じる「彼」の視界に一点の赤を灯す。 それら全てが妻の手紙によって、一転する。 この部分。 物凄く巧い!と唸らされました。 一気に彼の世界が色付き、冷めた空間が温かくなる。 「想い」の入った、塩むすび。 これぞまさに、妻と自分との縁結び。 彼の最後の一言。 それが永遠に続くよう祈りたいです。
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清水 誉
2016/10/12 22:58
快紗瑠にい!!こんばん( ´ ▽ ` )ノ こんな褒められて嬉しいです! いやー、嬉しい。←嬉しくてキャパオーバーw 前半は音や温度の表現で、男の孤独を意識して書いたのでそれを読み取っていただけて嬉しいです(≧∇≦) ほんっっっっとアザっす!!
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