藤白 圭

陽気なハロウィンの裏に隠された悲しい物語。 悪い精霊は、本当に自分勝手。 明るく楽しい双子ちゃん。 そして、おばあちゃんだと思っていた彼女がまさかのまさか………… trick or treat! お菓子をくれないと悪戯しちゃうよ! ではなく。 お菓子にしちゃうぞ! って。 あぁ。 そんな深い意味があったのか……と、どっぷりこの童話の中に入り込んでしまいました。 世の中、理不尽なことが多いけれど。 この物語を読むと、最近毎日のようにニュースを騒がす理由なき殺人事件の被害者の気持ちとかぶり、なんだかやるせない気持ちにもなりました。 空っぽの頭 藁のつまっただけの頭では直ぐに忘れてしまうと、明るく振る舞う双子ちゃんは、実は本当は寂しいんじゃないかとか。 一年に一度会える母親の気持ちを考えると、コミカルなホラーテイストでありながらも、切なくなりました。 相変わらず、描写が巧い作者様。 流石の一言です。
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ああっ!快紗瑠さんからレビューをいただいたーっ(*゚Д゚*) このお話から、現実にある日々で感じる悲しみや不安を思い、再び物語を読み解く… その見方に、ハッとさせられました。 描写などもほめていただいて、とても嬉しいです(*´ω`*) 素敵なレビューをありがとうございました!

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