(応援)ご無沙汰しております! この度、エブリスタの企画イベント『みんなで作るおすすめ作品特集』で、 よりたくさんの皆様にこの作品をお読み頂きたいと思いまして、再レビューさせて頂きました! おおっ!以前、ご拝読させて頂いた『幽玄の里』とは全くテイストの違う中世を舞台にしたファンタジーですね! 今作も流麗でしっかりとした文章でぐいぐいと物語に引き込まれます! 文章やセリフにリズムが有り、要所要所にまるで詩の様なテイストも挿入され、今回も上手いなぁと感心致しました。 国を救うために主人公が魔女達の力を借りようと訪ねる訳ですが、彼女達が国を救う代わりに出した『条件(?)』は主人公と愛する姫が眠る事。 それによって国は救われる訳ですが、騎士団長と姫は眠り続けます。 それも永遠の長き長き眠りに。 魔女は「永遠の眠りでの死の超越」と言いますが、主人公と姫の心中はいかばかりだった事でしょうか。 愛する二人、眠り続ける事で永遠の『生』を手に入れる事は、果たして幸せと言えるのかどうか… これは、思考に事欠かないお話ですねぇ。 読後、様々な考えが胸に去来し余韻に浸る事ができました。 凄く深いお話だと思います。 ありがとうございました!!

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