僭越ながらレビューさせて頂きます。 自分勝手? 情けない? 祐一に対しては、そんな言葉が浮かび上がります。 それが素晴らしいですね。ほとんどの人は幼い時以外、純粋に生きれません。よくよく見ると祐一は、なんら普通の人と変わらない。でも純粋な風花と、置かれた状況の描写を使い、祐一が悪い事をした様にも感じられる。 構成と表現がよほどしっかりしていないと、読者にここまでの感情は伝わらないはずです。 それが伝わるのは作者様の技量のなせる業ですね。 (どれくらい情けなくするか悩んだと説明にありましたが、すごくいいです!) 次に最後の優一の叫びですが、本気なのか、偽りが続いているのかを考えました。 人って、失ってから大切なものに気付きますよね。だからこそ、本当に素直な気持ちが、幼い風花であろう人物により溢れ出たのではないかと…… そして謎の部分を残し想像に任せ、お題である時間を巻き戻す力が使われたのかを、あえて読者の想像に任せる部分も楽しかったです。 短編の中に、読者の想像や感情を幾つも刺激させる手法が織り込まれた作品。 とても面白かったです!
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タッくんさん~! この作品まで読んでくださったのですね!! そして、改めて何度も読み返してしまう、深いレビューを本当にありがとうございます(;_;) この物語、きっと読む方によっても、また読んだ時の気分によっても、微妙にいろいろ変わって、レビューが書きにくかったんじゃないかと思うのに、本当に作者の想うところをすくい上げてくださって、改めてタッくんさんの懐の広さと深さを感じます。 書いた私自身が、書きながらいろいろ心境の変化に戸惑いました。 そうなんですよね、この優一、そんなに悪人じゃない。普通にちょっと自分本位で、我が儘ではあるけど……。 これはもう、風花という、もう人間界からちょっと半分
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ε≡ヘ( ゚Д゚)ノ 変態を極めしもの レベル999 でよければ、ダッシュで行きます ε=(ノ゚д゚)ノ
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