丹一

彼は過去に生きてきた。 過去を描くことでしか、最愛の人に逢うすべがなかった。 だけどネコと生活する毎日が、今を生きるすべだったのかもしれませんね。 過去と現在だけで、人は悲しくても生きていける。 そこに寄り添うようにネコがいることで、かろうじて過去に塗りこめられずにいたのかもしれません。 すべての過去を描ききったときに、彼とネコの現在は終わりを告げた。 そこに遺された仲睦まじい絵が、愛に満ち溢れたものであったこと。 それは彼の人生が、温かく幸せに満ち溢れたものであった証だと感じました。 人の繋がりを考えさせる、魂の良作に出逢えたことに、感謝します。
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う、うまい…… 丹さん。 なんちゅーレビューを書かれるんですか!! 確かに、彼は過去を描いて、過去に囚われいた。 そこに愛猫がいたからこそ、辛うじて今を生きてきた。 だからこそ、絵が温かいけれど哀しい…… なんだろう。 作者よりもストンと落とし込まれる深いレビュー…………凄すぎですよ!! しかも、感動を書いたつもりが、レビューに泣かされるときたもんだ(;´Д⊂)エーン みんな、レビューがうますぎだよぉ!
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お疲れっす! いや、善きものを読ませてもらいました。 これで心おきなく冥途に行けます。 我が生涯に一平ちゃんの悔いなし!!(^_^)ノドドォーン←効果音
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