kくろおる

不思議な魅力のある作品でした。 はじめは、何の話だろう?と手探りで読んでいたのですが、だんだん引き込まれてしまって、気がついたら、アジに感情移入してしまいました。 読み進めると、BL的な要素が入ってきますが、もちろんそれを主眼にした作品ではないことは明らかです。かと言って恋愛だけの小説でもない。 そこがとてもチープな作品に終わらせてない部分なんだと思います。この微妙なバランスが、アジのこの時期特有の不安定さを象徴していて、作品に深みを付けていると思います。 僕は、一人の少年成長の話だと理解することで、すんなり喉ものと通過することができました。 とても、興味深い作品をありがとうございました。 みなさんに、おすすめします。!
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フラットにレビューありがとうございます!これもう8年前のデビュー作でして。笑 あの頃は…みたいなというか、あの時はこの作品が自分の中で一番だったんですよね。もうこれ以上のものは書けないって。 でも蓋開けてみれば色々書ける、思い描けるって思うと創造は無限なんだなぁとつくづく思います。 いつもありがとう!長編も期待してますよー!!
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