祥田タキ

 空が高く澄み、木々の梢が落葉に備えだす。  焼けるような暑さの中に、一迅の冷たい風が吹き渡る。  古海のいない、秋が来た。 ∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∵‥ 「ヒモノ女子は優雅に腐る」、7章に入りました! 1~6章で張った伏線を、いよいよ回収、始めます。 ∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∵‥ 「コシが弱いのよ、あいつは。…(略)…それも、BLで主役を張れない理由のひとつだわ」(一条寺典子 談)
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