【コメント】

ケサランパサランへようこそ

幸せになりたい。誰しもが願うと思う。私もそうだった。「将来の夢は？」と聞かれたら「幸せな生活」なんて、ぼんやり答えていた。幸せとはなんなのか。お金があること？家族がいること？仕事で成功すること？全てを叶えている者は、もちろんいるだろう。そのひとつも叶えていない者だって… だからといって、どちらが幸せで、どちらが不幸だと決められるでしょうか。例えば、美味しいシュークリームをもらった。例えば、いつも無愛想な人が笑ってくれた。例えば、息を呑むほど美しい夕焼けに出会った。そんなことからでも、幸せは見つけられる、そう思います。足元に転がってる石ころにだって、幸せは隠れているんだって… 涙が溢れて止まりませんでした。この素敵な作品を生み出した、作者様のあたたかいお心を敬愛してやみません。心が疲れた時、読み返したい物語です。

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丹一 2016/12/8 18:25

あめさん、ふんわりレビューありがとうございます。これはロードストーリーであり、また心の道程を描いたものでもあります。積み重ねるだけが人生じゃない。物語のキャラたちから、そう教わりました。「足元に転がってる石ころにだって、幸せは隠れているんだって…」そう想う心が、いまは貴重なものかもしれませんね(ΦωΦ)