子供が背伸びしているような不思議な感覚に包まれながら読みました。 子供だからこその必死さと純粋さが随所に溢れており、かつ目線は女子高生だから恋愛系とも少し違う。お姉ちゃん離れが出来ない弟を見ているような微笑ましい気持ちが溢れてきました。 それでいて、世良君は多分本気なんだな。とも思えて、5~6年後にこの2人がどうなっているのかが非常に気になります! 淡々と進められていく中でも思春期なりの心の変化が登場人物全員から感じられ、かつ読後の気持ちは不思議と晴れやか。明日は雨だという気分で終わるのに本当に不思議ですね。 これからも頑張ってください!
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世良くん、かっこいいなあと思いながら書いていました。小学生なんですけど!(笑) ”読後の気持ちが晴れやか”と言っていただいて嬉しいです。そういう小説を書きたいと常々思っているので。 素晴らしいレビューをありがとうございました。

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