巴世里

雪と氷の世界を司る女神さまと優れた助手である天使いの美しく悲しい物語。 童話のような削り落とされた言葉で綴られたお話は、絵本を開くようなイメージで読ませて頂きました。 天使いが抱いた想いとそれに呼応するように黒ずんで行く羽がもの悲しい。 彼の最後の決断を知った女神さまが流す涙は雪となって地上に落ちて行くのでしょう。 あんなに降らせるのに苦労していた雪に。 コラボを申し出てくださって、とても嬉しかったです。 この美しい世界を描かせて頂いて本当に感謝しています。 ありがとうございました。
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巴世里さん、レビューありがとうございます。 童話というか、絵本のイメージは確かにありました。なかなか、イラストで表現するのが難しく、そこは断念しているんですが、巴世里さんがステキなイラストを表紙で描いてくださったので、雰囲気はきっと伝わったのではないかと個人的には思っています。 私、堕天ネタが大好きなので、そのせいもあって天使系の話を書くと、ついつい翼の色を染めていってしまいます。 最後に残された心が美しいままであったことだけが救いですよね。 降らせることができなかった雪を降らせた女神さまはこれからどんな生き方をするのでしょうね。 描いていただいた、表紙を見ているとそういうふうに思ってし
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