僭越ながらレビューさせて頂きます。 儚い……その言葉が、この物語には一番合う気がします。 誘拐と冒頭で語られた際、そこから多くを想像しました。そして、思ったのは二つの意味。1度だけ娘に会いたい……その気持ちと、父ともう少しだけ一緒にいたい……父と娘の、気持ちの現れを二つの誘拐で表していると感じました。 そして終盤。父と後を追おうとする姿を見て、ダメだ!と思わず声に出してしまいます。しかし、奇跡とも呼べる長い年月をかけた展開に安堵し、笑みが零れました。 きっと、父親が残してくれた、娘へ贈る、生きる希望なんでしょうね。心が暖かくなります。 物語全体では、全ての描写が素晴らしく、特にスケート、さかなとメガネは秀逸です。さらに片側だけレンズがない謎も含まれていて、読者を飽きさせません。 切なく儚いですが、優しさに溢れた面白い作品です。
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タッくん。 読みにきてくださって、レビューもありがとう! なんか、サスペンスみたいな冒頭になってしまって、結局いつものパターンでした^ ^ スケートや魚のシーンは、絶対に取り入れたかったので、ねじ込みました。 メガネの使い方も思いの外たくさん思いついてしまって、ねじ込みました。 今回は、書きたい気持ちがあるのに、なかなか時間が取れず、イメージだけが膨らんで… やっと書けてすっきりしましたー(´∀`*)

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