けい

沢村基さん、物語の完結、お疲れさまでした。 改稿後の冒頭、しびれましたあ。世界観をがっちりと掴まされました。 ギャップ: 一見冴えない男子高校生が、実は女装によりとびっきりの美女へ。これにはおっと惹かれました。  見せ場: 光の事件が、透視点と深見視点の二方向からそれぞれの事情により描かれているのはなかなか興味深かったです。 それから、透とRとの出逢い、公園での会話。周りの景色も引き込んだしっとりしたけれども重みのあるシーンでした。 あと、ボウフラのくだりはもう読むの嫌になっちゃうくらいに(褒め)印象的でした。 ランサーズメンバーのつながりを知る。その活動は復讐のためではない。ならばその目的は何だろう、という部分を残して先へ。 クライマックス: 辰巳関連の事件がランサーズとじわじわつながっていくところ。女子二人の潜入。引っ掛けと罠。大ピンチと抵抗。このアクションは最高です。 一方の事務所での冷たい会話。ちょっと、早く早く。この時間差、何とかできないものですかね。前章がスタンガンのところで切れたので、つなぎはやはりスタンガンに直接くると、シーンがストレートにつながるのではと思いました。けれども、その後のキレは突き抜けていましたね! 全体・構成: 一見関わりのない案件、かかわりのない人材が実は色々に絡まっていた。一つの事件が一つで終わらず、組織と関わる大きなものに。全体像が見えた時の胸の高まりが半端なかったです。最後はひとまわり大きくなった透にほろり。(i_i)  恐らく読み落としたかものLとHが誰だったか後でこっそり教えてください。最後に、りょうこちゃんのルックスが一番のギャップだったかもしれない^^ (←そこ?ですみません><)
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けいさん、レビューありがとうございます。 なんとか、なんとか完成させました。 ひとつひとつの構成要素に、コメントくださって、ほんとうに嬉しいです。 じつはですね。最初、透が男たちにマットレスにつきとばされたあとの章と、辰巳と朱那の話の章は、順番を入れ替えて書いていまして……。スタンガンと辰巳の突入は直でつながっていたんです。 それを締め切りの土壇場で、どうもラストへのヒキが弱いような気がしてしまって。(あと場面転換が多いかな?とも考えてしまって)絶対絶命のピンチに追い込んでから、のほうがいいのかなあと思い、順番を入れ替えてしまいました。 あー、そこはもとのままのほうが、気持ちよく読んで
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