僭越ながらレビューさせて頂きます。 冒頭から恐怖の連続。とても小さな希望を頼りに進む物語。 それが、最後に絶望へと突き落とします。 迫り来る恐怖を覚え、とても楽しませて頂きました。 様々な知識も秀逸で、より恐怖を覚える事が出来ます。例えば日の光を浴びないと体内時計が10分ずつ狂う。そうなんだと感心しながらも、それが新たな恐怖として圧し掛かります。 他に多くの知識が織り込まれ、それを理解するとともに、怖さのパラメーターも上がって行く気がしますね。 さらに描写が素晴らしく、閉塞区間の場面を、よりリアルに想像出来ました。 短編の中に多くの手法が隠されている、ホラー好きにはたまらない作品です!
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タッくんさん、こんにちは。 お礼が遅れてすいません。いつも素敵なレビューを頂きましてありがとうございます。 当時、自分にとって何が一番恐怖かと考えていくうちに、プロットが出来上がった感じが致します。 小説を書き始めたばかりの自分にとって、初めて賞を頂いて書き続けることの勇気を貰えた作品ですね。 この作品を通じていろいろな方々と知り合うことができたので、書いて良かったと今更ながら思います。 戸未来 拝

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