蘭乱世

 リクエストに応えて頂きありがとうございました。  習作として読ませて下さったエッセイがものすごく楽しくて、あちらはあちらで是非! エブリスタにて連載してほしいと思うのですが、今回は、そう! 国士無双キヌタ待ち。これについて、コメントさせて頂きます。  やっぱり、しづきさんはハンパないな!  だってそうでしょう。半端ないでしょう。時系列が理解できなくて、抽象的概念が理解できなくて、興味のわかないものへの理解ができなくて、それでこんなにいっぱい! たぬきのこ書いてるんだぜ! 書き続けてるんだぜ!   このエッセイを読んでいると、色んなことを思い出します。ミステリが大好きで、横溝正史になりたかったしづきさん。それならと、僕がすすめたチャンドラーやポー、クリスティーにボルヘス、カサーレス……、ガイブンはカフカ辺りで躓いたので、読みやすさで選んだ綾辻行人、乙一、藤木稟、など、など……。挫折した本も多くありますが、でも、必ず目を通してくれた。  その内、館シリーズは約2ヶ月でほとんど読破。えらい! がんばった!   グロが苦手ゆえ乙一を読むのは大変だったものの、氏のテクニックをしっかり吸収。ミステリコラボにて新たなチャレンジをしてくれました。あららぎは感動したよ!  そうそう、今回のコラボのために、村上春樹のエッセイもたくさん読んだよね。最近は、町田康や川上未映子など、純文学にもチャレンジして、すごい! しづきさん、えらい! がんばっている! 本当に頑張っています。  さて、モンスターペアレントのごとくで叫んで参りましたが、字数に限りもあることだし、ここらでいっちょう、核心に触れようと思う。  しづきさんには障害があって、横溝正史のような小説を書くには、無理があった。  しづきさんには障害があって、小説を書きたいという気持ちも『強く』あった。  しづきさんには障害があるので、無理なことを無理じゃないことに変えた小説を書こうと、気持ちを切り替えて取り組んだ。  それが、しづきさんの代表作、たぬきのこシリーズです。  駄目だ無理だと言われても、とにかくやってみる。泣きながら書き直す。分からなくても勉強してみる。青柳しづきとは、そんな人。努力の人。  これを嫌わなければ、小説は決して難しい趣味ではありません。しづきさんには、障害と同時にこの性格があった! 大きな才能です。自信を持って。
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コメントありがとうございます。 上手く書けないことで色々と悩み、相談に乗って頂いたおかげで、たぬきのこシリーズも数を増やすことができました。本当にありがとうございます。 これからも泣きつくことや、相談に乗って貰うことも多々あると思いますが、ご指導の程宜しくお願いします。 そして蘭さんの小説も楽しみにしております。素敵な世界観でまた楽しませて下さいね!

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