月弓 ゆえ

愛あふれる、なんて素敵な物語なんだろう。 秋吉 真幸 さまの持つ独特な優しさが、最初から最後まで感じられる作品です。 レビューさせていただきます☆ まずは校舎内を想像しました。そして駆けてゆく主人公を想像していた風景は、彼女の台詞で一気に変化します。 変化して再び読み返すと、さっきまで校舎だった風景が、暖かい家庭の風景に変わっていました。 これは魔法でしょうか。 切ない父親の心情を描いているのに、どうしてもあったかい気持ちになるのは、紗恵の存在が大きいのでしょうね。 明日になったらどの風景が見えるのでしょう。何度となく読み返したい、とても素敵な作品をありがとうございます。
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