銀兜

読んでみて、凄い状況が伝わらない話だと思いました。舞台は地獄なんでしょうか。Gクラスの生徒達が死んで同じところに集まり、デスゲーム。デスゲームはルールが伝わって面白くなるのですが、なになにをしろと命令されてるので、それはデスゲームなんでしょうか?キャラクターが多く、もっと人物描写を掘り下げないと、死んでも生き残っててもなにか残る物はないです。セリフの頭に名前がついてますが、頭に名前をつけなくても誰のセリフかわからないように書かないといけないと思います。ここら辺りが、人物を描写してない部分だと思いました。Gクラスの生徒が死んでいくシーンも、罪状と死因だけですしもっと書くことはできなかったのでしょうか。地獄に落とされたと思われますが、冒頭で死んだキャラクターたちは何故地獄の裁判官になれたかも書かれていません。自殺のたび地獄の裁判官になれて現世の人間を殺せるというのはご都合的で、あまり自然に見えない展開でした。あまりに足りないところが多い話だと思います。
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