レビューで良いのかな? コメントと迷いましたが、レビューに投稿させて頂きます。 シナリオ展開、会話の流れ、現実とは価値観の違う授業内容やニュースの独特なテンポ。とても楽しく拝読させていただきました。 銀さんの味が出ていて、とても良いですね。内容はシリアスなのに、笑えるカ所が多く、シリアスの暗い雰囲気を感じさせない! そんな作風がまた、パックマンと課長(例の芸人さん)が登場する内容によくマッチしていて、ほのぼのとした雰囲気が作品全体をまとめています。 最後の最後まで作風を曲げず、マスクドなお二人が登場したときの台詞なんかは思わず吹き出してしまいました。 作品全体としてはノリノリで、楽しく読むことができます。しかし、それは裏を返せば、どうしてそうなったの? と読者が置いていかれる展開もあるということ。情景描写やアクションのシーンは躍動感があって面白いのですが、そこばかりで心理描写がかなり少ないです。 この人物は何故この行動に至ったのか? 登場人物の心の動きが感じられず、様々な人がどんどん行動を起こして物語が進んでいく様子は、痛快で楽しいのですが読んでいて物語の展開スピードについていけないようにも感じてしまいました。 とはいえ、学園のマドンナ的存在が可愛らしいパックマンに惚れ、物語が進む斬新なアイデアは読んだことが無く、新鮮な魅力を感じました。それでいて、あの終わり方はとても良いですね! 現実が非現実に侵され、紆余曲折あり現実に戻る。 物語の終わりが、冒頭よりもちょっとだけ良くなった(主人公の成長や環境の変化など)状態で終わるのが良い作品と言われていますし、この作品の主人公も日常に大きな変化は無く、細かい所がちょっとずつ良くなったかな? って思える状態でした。 応援してます! 残り数日ですが、走りきってください! ページのメモを忘れましたが、中盤くらいから誤字脱字がちょこちょことありました。(作品通して5箇所くらい?) 97ページかな? パックマンが途中からパックンになってましたよー。 以上! あまり力になれていないかもしれませんが、ご容赦ください<(_ _)>

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