清水 誉

全体的に彼女の悲しみに包まれた話かと思ってましたが、違いました。 これは彼の愛情で溢れた話でした。 自分はつい癖で作品の中の誰かに感情移入をしてしまいますが、今回はこの彼に気持ちが寄ってしまいました。 彼女を1人置いて行くのは、とても辛かったでしょう。 自分が居なくなれば彼女が悲しみに暮れることは安易に想像できる。 人よりも寿命の長い桜に託した彼の意思は、彼女が辛いことがあるたびに心の支えにしたかもですね。 最後に2人の間に未来が生まれていて良かったです。 小さな子供は祖父譲りの優しさで、桜を見上げるのでしょう。
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清水 誉 さん、素敵なレビューをありがとうございます!! 確かに、見た目は『彼女』をメインにしてますが、実は『彼』の愛情を表しているのでそこを読み汲んで頂けて凄く嬉しいです! あえて孫を出したのは自分の中で重要だったのでそこを誉めて頂き、嬉しさのあまり顔がニヤニヤしてしまいました(笑)
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